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論文

「常陽」ナトリウム冷却系電磁ポンプの保守経験

須藤 正義; 菅谷 孝; 住野 公造

UTNL-R-0475, p.7_1 - 7_11, 2010/03

高速実験炉「常陽」では、冷却材に使用している金属ナトリウムの循環に機械式ポンプと電磁ポンプを用いている。このうち、電磁ポンプについては、高速炉特有の機器で他のプラントでの使用例が少ないことから、「常陽」に設置した5基についてその特徴を踏まえた分解点検を計画的に行うことにより、健全性を確保するとともにその結果を踏まえて長期的な保守計画を検討した。電磁ポンプの開放点検を行った結果、ほこりの付着等により一部に絶縁低下が確認されたが、清掃や絶縁テープの補強・交換等により絶縁が回復できた。また、性能を害する変色,変形等はなく、銅エンドバーの異常な減肉がないことも確認でき、健全性を確保できた。今後も運転状態等を考慮し、同様の頻度で開放点検を実施していく。1次補助電磁ポンプについては、同様の開放点検は必要ないと判断しているが、第15回定検中に外観検査を中心とした簡易点検を計画している。今後とも、電磁ポンプの健全性を維持し、原子炉施設の安全性・信頼性確保に努めていく。

論文

中性子照射試験温度計測用K型及びN型多対式熱電対の技術開発

北岸 茂; 井上 修一; 斎藤 隆; 近江 正男; 土谷 邦彦

UTNL-R-0475, p.2_5_1 - 2_5_9, 2010/03

材料試験炉(JMTR)を用いた燃材料の中性子照射試験では、中性子照射量,照射温度等を正確に測定することは必要不可欠である。特に温度測定では、熱電対が使用されているが、照射キャプセルの内容器(直径20$$sim$$30mm)に熱電対を取り付ける本数には制限があった。このため、低温領域(200$$sim$$300$$^{circ}$$C)から高温領域(1000$$sim$$1200$$^{circ}$$C)までの広い温度範囲において、1本の細径シースに最大7点までの測温接点を有し、かつ軸方向温度分布が測定可能な細径多対式熱電対の開発を開始した。本発表では、1000$$^{circ}$$C以下での温度測定では、K型多対式熱電対を用いることで、照射環境下において測定できることを確認した。また、1000$$^{circ}$$C以上での温度測定では、新たにN型多対式熱電対を設計・試作し、炉外試験を通じて製作性と電気的性能を確認した。この結果、シース外径$$phi$$1.8mm、測温接点の軸方向における寸法公差が$$pm$$1mm以内で製作が可能でかつ各測温接点での温度特性及びシース-素線間の絶縁性が良好であることから、多対式熱電対の製作の見通しを得た。

論文

キャプセル再使用のためのメカニカルシールの開発

井上 修一; 山浦 高幸; 斎藤 隆; 菅野 勝

UTNL-R-0475, p.2_4_1 - 2_4_10, 2010/03

軽水炉燃材料の研究・開発において、JMTRでは、沸騰水キャプセル(BOCA)を開発し、燃料棒の中心温度及び内圧を測定しながら、出力急昇中における燃料のふるまいを評価している。3種類のBOCAが設計・製作されているが、中心温度及びFPガス圧力を計測するためのBOCAには、燃料試料に計装機器を直接溶接する構造である。このため、BOCAの製作費や放射性廃棄物の低減の観点から、新たなBOCAとして燃料試料への計装機器の取付をメカニカルシール構造とする検討を開始した。本発表では、メカニカルシール構造の設計製作,試作したメカニカルシール構造の熱サイクル条件下や高温高圧水環境下でのヘリウム漏れ試験,耐圧試験等により健全性を確認した。この結果、燃料試料と計装機器の間のОリングの装荷方法を改善することにより、良好な気密性を確保できることがわかった。

口頭

HTTR高温連続運転時のFP測定作業

島崎 洋祐; 猪井 宏幸; 大和田 博之; 石井 太郎*; 西原 哲夫

no journal, , 

HTTR(高温工学試験研究炉)では、高温連続運転において燃料性能評価を目的として、希ガスFPの核種ごとの濃度データを取得するために、1次冷却材サンプリング設備で冷却材を採取してFP測定を行う1次冷却材サンプリング測定及び、1次冷却材中のトリチウム濃度測定作業を行っている。本報告は、1次冷却材サンプリング測定及びトリチウム濃度測定作業手順並びに検討した安全対策について紹介する。

口頭

「常陽」炉内干渉物の遠隔回収技術開発

芦田 貴志; 岡崎 義広; 宮本 一幸; 野口 好一; 伊東 秀明

no journal, , 

高速実験炉「常陽」では、計測線付実験装置の試料部の切り離し機構の設計不備により、保持部と試料部が分離できない状態のまま回転プラグを操作したことから、同試料部が炉内燃料貯蔵ラック上に突き出た状態で変形し、炉心上部機構(以下、UCSという)の下面の整流板が、同試料部との接触により破損・変形していることが判明している。このため、「常陽」の再起動には、UCSの交換及び変形した同試料部(以下、炉内干渉物という)の回収が必須となっている。炉内干渉物は、突き出た部分が変形していることから、燃料交換機では取り扱えないため、専用の把持機能を有した回収装置が必要となる。本報告では、炉内で変形した炉内干渉物の回収方法について述べる。

口頭

「常陽」廃液固化設備JWTFの運転保守経験

吉原 静也; 大川 敏克; 井上 設生

no journal, , 

高速実験炉「常陽」廃棄物処理建家(JWTF)は、「常陽」等で発生した放射性廃液を受け入れ、最終処理を行う廃棄物管理施設への移送基準を満たすよう、廃液の放射性物質濃度の低減を図る施設として、平成7年2月にホットインした。JWTFでは、これまで大きなトラブルもなく、順調な運転を続けてきたが、近年廃液固化処理設備において不具合が発生しており、これらの状況と対応を、併せて蒸発濃縮処理及び固化処理の運転実績をまとめたものである。

口頭

NSRRにおける超音波探傷装置を用いた原子炉プールライニングの健全性調査について

秋山 佳也; 川島 和人; 村松 靖之; 村尾 裕之

no journal, , 

NSRRでは原子炉プールライニングの長期的な安全性を確認するため、プール水中でも調査可能な超音波探傷装置を開発し、調査対象となるプールライニングに使用されているアルミニウム材の経年変化に対する健全性等の調査を実施した。その測定データを解析した結果、プールライニングの必要肉厚である7mmは十分に確保されており、今回の測定箇所については施工時の肉厚である15mmであることが確認できた。また、溶接線部の状態について大きな欠陥のないことを確認した。

口頭

JMTRホットラボにおけるMo-99国産化に向けた検討

米川 実; 加藤 佳明; 中川 哲也

no journal, , 

JMTR再稼働後における照射利用の一環として、放射性医薬品として用いるTc-99mの親核種であるMo-99の製造が検討されている。このMo-99製造の一環を担う製造設備のうちホットラボ施設に関する設備機器及び許認可申請の安全評価等の検討結果について紹介する。主な内容は、(1)使用予定セルの検討、(2)Mo-99抽出方法の概要、(3)セル内設備機器の検討、(4)許認可申請の検討についてまとめたものである。これらの検討を行い試料のホットラボへの搬入からMo-99を抽出し、出荷するまでの作業の流れを構築した。

口頭

JMTR運転管理のための水・ガス分析

井手 広史; 木村 明博; 三浦 洋; 堀 直彦

no journal, , 

JMTRの運転管理における水分析に関しては、原子炉運転中には、原子炉一次冷却系及び燃料等のわずかな変化を早期に検出することを目的として、定期的に一次冷却水をサンプリングし、おもに一次冷却水に含まれる放射性核種の測定を行っている。一方、改修期間中のように原子炉が停止している期間には、施設維持を目的として、定期的に炉プール水,カナル水等をサンプリングし、pH及び電気伝導度の測定を行っている。ガス分析に関しては、燃料の破損状況を確認することを目的として、Heガス雰囲気中で燃料を照射する照射装置(FGS)等から排出されるガス中の放射性核種の測定を行ってきた。本報では、これまでの水ガス分析の状況を概括するとともに、再稼働に向けた水・ガス分析のための準備状況についてまとめた。

口頭

JRR-4反射体要素の製作と管理

佐々木 勉; 八木 理公; 平根 伸彦; 大山 光樹

no journal, , 

研究用原子炉JRR-4において、1体の反射体要素の溶接部に割れが確認された。このため、割れについて原因を調査した。その結果、反射体要素に内蔵している黒鉛反射材が、JRR-4のような低温照射環境での中性子照射による影響から、設計段階の評価を上回って膨張して溶接部に引張応力が発生していたことが、割れの主たる要因と推定された。その後、これまで使用してきた反射体要素を分解し、黒鉛反射材の寸法測定を行うことにより、黒鉛反射材の照射成長と中性子照射量の関係を定量的に調査した。以上の調査結果をもとに新たな反射体要素を設計し、製作した。本報告は、JRR-4反射体要素の被覆材溶接部に発見された割れの原因調査結果及び新たな反射体要素の設計,製作と今後の管理に関するものである。

口頭

JMTRの計測制御系統の更新

大戸 勤; 海老沢 博幸; 尾上 龍次; 越後谷 進一; 深作 秋富

no journal, , 

JMTRは、平成19年度より改修工事に着手した。計測制御系統の更新に関しては、平成21年6月に文部科学省への設計及び工事の方法の認可申請手続きを終了し、平成23年3月予定の使用前検査受検に向けて更新作業中である。今回の更新にあたっては、平成23年度の再稼働後20年の運転期間を考慮し、機器の経年変化,安全機能の重要度,保守経験等の安全確保の観点及び交換部品の調達性等の稼働率向上の観点から、基本設計は活かしつつ、ほぼ全面更新することとした。本報告は、JMTR改修のうち、計測制御系統施設の更新の現状と今後の課題についてまとめたものである。

口頭

JMTR改修の現状と再稼働後の運転計画

今泉 友見; 長尾 美春; 神永 雅紀; 石原 正博

no journal, , 

JMTRは第165サイクルの運転をもって一旦停止(平成18年8月)し、その後、平成19年度から4年間をかけ改修し、平成23年度から再稼働する計画で、現在、原子炉機器等の一部更新及び再稼働に向けた取り組みを実施している。原子炉機器の一部更新については、これまでに、ボイラー設備,純水製造装置,炉室給排気系統,電源設備,二次冷却系統設備の更新工事を計画通り完了し、再稼働に向けた取り組みについては、再稼働後のJMTRの運転計画案の策定、照射試験に使用するための新型熱電対の開発を実施していること等、平成22年3月現在までのJMTRの改修及び再稼働に向けた取り組みの状況をまとめた。

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